最近、漢方が見直され、大学病院をはじめ多くの医療機関で利用されるようになりました。もっとも研究は世界の方が進み、論文発表も日本にくらべたら桁違いに多く、関心度が高いことをあらわしています。

その流れを組むのが、食事療法の薬膳です。

本サイトは古くから薬膳として繁用され、かつ科学的にも効果が裏付けされている素材を掲げましたので、是非皆様の健康に役立ててください。

戦後日本人の平均寿命は急速に伸びました。WHOが発表した2023年度の世界保健統計によると、男性が2位の81.5歳、女性が1位の86.9歳ということで、日本は名実共に世界に冠たる長寿国になったのです。

では、身体的な問題をまったく抱えていないかというと、それは否です。疲れ易かったり、手足が冷えたり、首肩が凝ったり、足腰に力が入らない、あるいは痺れや痛みを感じたり、時として頻尿や尿失禁、目がかすんだり、皮膚が乾燥してかゆみを感じたり、もの忘れが激しくなったり、精力減退があったりと、様々な不快な症状に悩んでいる中高年齢者が多いのは事実です。整形外科や接骨院、鍼灸院は足腰の痛みや痺れ、筋肉の張りを訴える中高年令の患者で溢れています。眼科や耳鼻咽喉科も中高年令の患者が圧倒的に多いのが現状です。

ところが、これらの疾患に対しては、効果的な治療は確立していません。根本的な原因が老化だからです。それでも、これらの症状が悪化すると、健康寿命を短縮させるのは必至です。また、患者は少しでも楽になりたいと、名のある医療機関を渡り歩きます。それでも、解決策は見出せず、次第に歳だからと諦めざるを得なくのが圧倒的です。老いても健やかに生きたいと願うのは、万民の共通するところです。

東洋では古くから不老長寿に対する願望が強く、数々の老化現象に対処する自然療法、つまり漢方薬が生み出されたのです。

その中で、最も有名な処方と言えるのが六味地黄丸です。六味地黄丸は1119年に北宋の銭乙の師弟が編纂した小児薬証直訣に出典をみます。当初は小児の発達障害を改善するために用いられましたが、その後天文学的な数の臨床を経て現在に至るも、中国では価値ある老化現象の改善を目的とした漢方薬として盛んに利用されています。

その他、巷に漂流している医療難民は老化現象に悩む方ばかりではありません。花粉症などのアレルギー疾患も国民病と言われるぐらい深刻です。うつや不眠などの精神神経疾患も増え続け、社会問題化しています。緑内障、耳鳴り難聴も急増しています。これもスマホのやり過ぎが疑われます。

これらの疾患も慢性化すると西洋医学だけでは十分なホローができません。やはり、漢方の力を借りた方が得策です。

漢方は2000年以上の歴史を誇り、その間様々な疾患と対峙してきました。現代の日本人の困っている症状にも十分対処できる漢方薬がそろっています。

この漢方の基本的な理論は陰陽五行論です。この世の森羅万象は陰と陽に大別され、更に木火土金水の5つに分類されるという概念的な考え方が陰陽五行論です。陰とは暗いもの、動きのないもの、奥にあるもの、冷たいものなどを意味します。陽はその反対の性質のものと言えます。

漢方では内臓を陰とし、体表を陽としてあらわします。更に臓腑のうちの臓を陰に、腑を陽に当てはめました。つまり、相対的に区別したのです。

また五行では、木を肝や胆、火を心や小腸、土を脾や胃、金を肺や大腸、水を腎や膀胱に配当しました。
そして、心身の機能は肝や胆、心や小腸、脾や胃、肺や大腸、腎と膀胱に流れる気のエネルギーによりそれぞれの機能が営まれていると考えます。

また、人体の構成要素は気の他、血や水とされています。つまり、3つの要素になります。気の流れが良く、気や血、水のバランスが整っていると、5つの臓腑の機能が正常に働くので、心身ともに健康な状態だと考えます。

また、西洋医学的な検査では異常が出ない不定愁訴であっても、東洋医学では5つの機能のバランスが崩れた状態であり、病気になる前段階の未病の状態と考えます。そして、これらの機能を整えることにより大事に至らないようにすることも重要視しています。予防に勝る治療法はないからです。これも東洋医学の特徴です。

それでは、どのような方法でそれぞれの病人に合った漢方薬を選ぶかと申しますと、「証」を決め手にします。「証」とは、患者さんの訴えと他覚的な所見を総合したものです。一見、西洋医学と同じようなプロセスで診断するように思われますが、かなり異なります。個々により顔も身体つきも性格も違うように「証」も異なります。漢方では、多彩な「証」を見極めるためにきめ細やかな診察をします。きめ細やかな診察とは、病気自体から発信されたサインだけではなく、その病気を発生させてしまった体質からのサインも調べるということです。その参考となるのが、個々の陰陽や五行、気血水のバランスです。

このように「証」を求め、初めてその患者さんに最適な漢方薬が処方されるのです。ですから、「証」を見極めないで漢方薬を決めてしまったら、体質に合わないことも多く、効果が甘くなってしまったり、時によっては副作用が発現してしまう可能性もあるのです。

そこで、漢方薬に準ずる効果があり、もう少し簡便に利用できるものは?となると、薬膳が筆頭に挙げられます。薬膳は漢方の知恵から生まれた食事療法になります。厳密に運用方法を論ずれば、陰陽五行論も気血水のバランスも考慮していますので、「証」立ても必要になります。但し、このサイトで紹介する素材は、安全な食品ですので、過激な作用は持ち合わせていません。「証」が異なっても、許容範囲が広いので、問題となるケースは先ずありません。暫く利用して効果が感じられない場合は、中止すれば良いだけです。

以上、ながながと漢方の話を続けてきましたが、本サイトの主旨は健康に役立つ薬膳の啓もうです。

薬膳は漢方の理論をもとに開発されたので、漢方について細かく説明した次第です。

また、本サイトで掲げる薬膳素材は、単に経験的に使われてきただけではなく、科学的な裏付けも調査しています。これにより信憑性も高めました。

目的別 効果的な薬膳

1.花粉症、アトピー、喘息、リウマチ

緑豆を主材に黒梅、ウコン、スイカズラなどを配合する

2.動脈硬化(心臓、脳、腎臓、糖尿病性動脈硬化)

緑豆を主材に黒梅、ケイケットウ、サンザシなどを配合

3.血流不良(冷え、むくみ、肩こり、不妊症)

黒梅を主材にケイケットウ、ウコン、サンザシなどを配合

4.脱毛、薄毛、白髪

タカサブロウを主材にナルコユリ、ニョテイ、ホップなどを配合

5.男性精力減退、女性の性欲低下・不感症

ヒトデを主材にキンバイザサ、ニラ、ヤマイモなどを配合す

6.緑内障、白内障、角膜・結膜

アワビの貝殻真珠層を主材に菊花、クコの実、ニョテイなどを配合

7.不眠、うつ

工事中

8.胃もたれ、消化不良

工事中

9.耳鳴り、めまい

工事中

10.便秘、ダイエット

工事中

11.更年期障害

工事中

以上、長い文章をお読みくださり、心からお礼申し上げます。

本サイトが皆様の健康維持に役立つことを祈ります。

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